百貨店での宮崎物産展

また、県は、コロナ禍以降、中断していた台湾での物産展を去年12月に再開。

今月は、県と友好交流協定を結んでいる新竹県にある百貨店で、宮崎物産展が開催されています。


会場では、県内28社の加工品などおよそ40の商品が販売され、訪れた人たちが品定めして、買い求めていました。

(宮崎県 永山寛理 副知事)
「これを機にさらにドライブをかけて宮崎産品を売り込んでいきたい」

今後の展開は・・・

富裕層も多く有望とされる台湾市場ですが、県の輸出額は、2020年がおよそ85億円と、前の年より減少しています。


今後の展開について、専門家は…

(ジェトロ宮崎貿易情報センター 伊藤敏一所長)
「徐々に、再び海外向けの販路開拓に向けた動き、そういうのがどんどん活発になるというのは間違いないと思います。やっぱり1回で終わらせないで、定期的に(セールスを)やるということが大事じゃないかなと思います」


日本でも、多くの企業や自治体が熱い視線を送る台湾で宮崎が、今後、どう存在感を高めていくのか、河野知事は…

(宮崎県 河野俊嗣知事)
「本県の県産品、物産を台湾の方に親しんでいく、そのことによって交流を深めていく、そして、定期便の早期回復に向けてこれからも力を尽くしていきたいと考えております」

※MRTテレビ「Check!」2月8日(水)放送分から