■MLB オリオールズードジャース(日本時間8日、オリオール・パーク)

ドジャース・大谷翔平(31)が敵地でのオリオールズ戦に“1番・DH”で出場し、1回の第1打席でベーブ・ルース生誕の地・ボルチモアで約2年ぶりのアーチとなる4試合ぶり47号本塁打。オリオールズの菅野智之(35)から本塁打を放ち、日本人投手5人目、通算7本目のアーチとなった。

オリオールズの先発は大谷と同じ2012年ドラフト1位でプロの道に入った菅野、メジャーでは初対戦、日本時代は2015年に1度だけ対戦し、2打数2安打と大谷が打っているが本塁打はなし。

約10年ぶりの対戦となった大谷、1回の第1打席、甘く入ってきたボールを逃さずに振りぬくと、打球は軽々とフェンスオーバー。打球速度176.7キロ、飛距離125.2m、角度23度、体調不良から復活となる5試合ぶりの47号ホームラン。菊池雄星(3本)、前田健太(1本)、今季は千賀滉大(1本)、松井裕樹(1本)、そして、菅野と日本人投手5人目、通算7本目のアーチとなった。

オリオール・パークでは2023年5月19日以来、2年3か月振り、オリオールズ戦では通算10本目となった。大谷は143試合目で47号に到達、リーグトップのK.シュワーバー(32、フィリーズ)に2本差、残り19試合でトップ再浮上を目指し、3年連続のリーグ本塁打王に挑む。