川野AN「もう1回2人でタッグ組んだら・・」

川野AN
とにかく、今回、皆さん悩んでました。もう、噂になってました。ギリギリの当日まで悩んでらっしゃったと思います。
そんな中で、東国原さんが立候補して、河野さんが立候補して、「え!?これ、戦うの?」というのが多くの方の本音だったと思います。
「だって、昔はバッテリー組んでいて」というような話ですよね。
加藤AN
お2人のいいところを、皆さんがわかっていらっしゃるからこそですね
川野AN
だから、本当は東国原さん帰ってきて、もう1回2人でタッグ組んだらいいって、、実は、今も皆さん思っていらっしゃる。

これ、どうなんでしょうか?せっかく発信力があって、あそこまで「やるぞ!やるぞ!宮崎のためにやるぞ!」とおっしゃっている方を、私は働いてもらわない手はないんじゃないかと思うんですけど・・・

河野知事
私の(初当選後の)就任日に、既に東国原さんには「みやざき大使」、知事もされた方ですから「みやざき特別大使」をお願いしています。
ですから、引き続き、発信力、それからいろんなネットワークを通じて、宮崎の魅力の発信を引き続きお願いをしておりますので、今回こういう選挙結果にはなりましたが、ぜひその力を生かしていただきたいなと期待をしております。

川野AN
多分ですね、もう一歩踏み込んだところを、皆さん求めてらっしゃるんじゃないかなと。
「みやざき大使」というと権限もそんなにないでしょうから、ある程度、知事の持ってらっしゃるそのセールス的な部分とか、要するに営業マン的な部分を権限ある程度渡してというようなことは無理ですか?

河野知事
権限ね・・・いろいろ考えるところありますね(笑)
一つのご提言ということで受けとめて、いずれにせよ、ご自身もおっしゃってましたが、これで一つのノーサイドということになりますので、県民の皆様の選択というのを受けとめて、それぞれがどういうふうに今後、宮崎県政に貢献できるのかというものを考えていく、そこが大事だろうなと考えています。

川野AN
いかなる手段も宮崎のためとなる目的のためだったら、きっと県民もこれ正当化してくれるんじゃないかと思うので、今の河野さんだったら、そういったウルトラCもありうるのかななんて私は期待をしながら、質問させていただきました。

4期目 「次の段階の知事」に

川野AN
4期目に向かってどんな県政にしたいですか?

河野知事
これまでの県政運営に対する、政策に対する一定の評価をいただいている。
ただ、その中でもっともっと「突破」をと、もっともっと「発信」をという声が、今回、東国原さんへの票として表れた。
それをしっかり受け止めて、私としても、「次の段階の知事」にならなきゃいけないと。

これまでは公務員の延長としてうまく仕事をするにしても、
「発信力が弱い」だとか「物足りない」というような言葉をいただいてきたところですが、私の意識としては「第2期県政」、「河野県政」というぐらいのイメージで、自分としての政治家としての「発信力」、「突破力」というものを、もっともっと磨いて、結果を出していきたいと考えています。

※2022年12月26日(月)放送 MRTテレビ「Check!スペシャル みやざき2022」から再構成