血のつながりを超え、深い愛情で子どもを育む「里親」という選択

宮崎市には、先月、国が新たに制度化した児童福祉施設である「里親支援センター」が開設。

児童相談所などとの連携を強化し、スピード感を持って子どもと里親のマッチングに取り組むことにしています。

(里親支援センターみやざき 為実弘毅センター長)
「里親に関心を持ち、登録者を増やしていくことに繋げていくことが、里親委託の可能性を広げていくことに繋がると考えています。現状は、虐待の相談通報件数を見ますと、年々増加傾向が確認されています。今後、どのような背景の子供が養護下となった際も、その子にマッチした里親が準備できている体制を構築していきたいと考えています」

血のつながりを超え、深い愛情で子どもを育む「里親」という選択。

私たち一人ひとりが里親制度について考え理解を深めることが、子どもたちの未来を支える第一歩となります。

宮津さんのように、里親との出会いによって、その後の人生が大きく変わる子どもたちがいる一方で、宮崎県では、まだまだ里親の数が足りていません。

子どもたちの多様なニーズに応えられるよう、里親の登録者を増やすことが急務となっています。関心のある方は「里親支援センターみやざき」にお問い合わせください。

【参考】
里親支援センターみやざき
時間 月~金 午前10時~午後6時
問い合わせ電話 0985-20-1220
6月7日(土)に宮崎市で説明会を実施予定

※MRTテレビ「Check!」5月30日(金)放送分から