今年の9月は記録的な暑さとなっています。
9日の県内も厳しい残暑が続き、西都市と美郷町神門では、9月の猛暑日の日数が観測史上最多となりました。
9日の宮崎県内も太平洋高気圧に覆われ、午前中から気温が上昇。
最高気温は、西米良村で35.7℃、宮崎市田野町で35.6℃などと、県内17の観測地点のうち5つの地点で猛暑日となりました。
(東京からの観光客)「暑いです。東京より暑い」「宮崎の方がムシムシしてる」(県民)「9月にしてはめちゃめちゃ太陽が痛いって言うか。めっちゃ暑いですね」「そろそろ涼しくなってほしいわ」
秋の始まりとはほど遠い暑さが続く中、9月に入ってからの猛暑日の日数は、西都市で6日、美郷町神門で5日となり、いずれも9月の観測史上最多を更新しました。
また、消防庁によりますと、県内では今年5月から先月末までに延べ845人が熱中症の疑いで搬送されたということです。
10日は、この暑さがいったん落ち着く見込みですが、気象台は、この先1か月程度は平年より気温が高い状態が続くとして、農作物などの管理や熱中症など健康管理に十分注意するよう呼びかけています。