21日に開幕した宮崎県高校総体。2日目の22日は柔道競技の選手が選手宣誓を行いました。

21日から始まった県高校総体。
コロナ禍以降、総合開会式は行われておらず、選手宣誓は1つの競技で行われていて、今年は32の競技から柔道が選ばれました。

(延岡学園3年 鈴木叶太選手)
「宣誓!我々選手一同は、日頃の練習の成果を十分に発揮し、正々堂々戦うことを誓います」

このあと、男女それぞれの団体戦が行われました。

男子決勝は予選を勝ち抜いた4校のリーグ戦。
事実上の決勝戦は、11連覇を狙う延岡学園と宮崎日大の対戦となりました。

両校とも先鋒・次鋒・中堅戦ともに決め手を欠き、3試合とも引き分けで迎えた副将戦。

延岡学園の工藤が豪快な投げで技あり。そのまま締め技に持ち込んで一本勝ちを収めます。

迎えた大将戦。
延岡学園の新藤は、開始34秒、内股からそのまま寝技に持ち込み、一本勝ち。

延岡学園が11大会連続となる優勝を果たしました。

(延岡学園 鈴木叶太主将)
「きょうみたいに全国は初戦から相手が強いので、初戦からみんなで集中して全国で勝ち上がっていきたい」

一方の女子は、決勝リーグ2勝の小林西と1勝1敗の宮崎日大が対戦。

小林西の先鋒・舛本が積極的に仕掛けていき、豪快な投げで一本勝ち。

続く、中堅戦も小林西の日高が反則勝ちで勝利。

迎えた大将戦。
小林西の池田、宮崎日大の石松ともに譲らず、白熱した展開となります。
両者、力を出し切った試合は引き分け。

小林西が4年ぶり4回目となるインターハイへの切符を掴みました。

(小林西 木村至希主将)
「団体優勝するのがずっと目標だったので、(今までは)優勝できなくて、でも、最後の大会で優勝することができてうれしい」