石破政権から高市政権に変わり、増産の方針が一転した「コメ政策」。そして新米が出回れば値下がりか?とも思われましたが、店頭価格は高止まり。そんな中、卸売の現場では異変も起きていました。
価格高騰で“コメ離れ”も? 3週連続で過去最高値を更新
4日、消費者団体を訪ねた鈴木農水大臣が案内されたのは、1932年に起きた「米よこせ運動」の像です。

鈴木憲和 農水大臣
「『米よこせ母子像』はどこに向かって手をあげてる?」
日本生協連 新井ちとせ 代表理事会長
「農林省(現農水省)に」
その後、コメの価格高騰について、意見交換したといいます。
7日に発表された銘柄米の平均価格は、3週連続で過去最高値を更新。新米が出回っても価格が下がらないのです。
ーー高値が続いていますね?

セルシオジャパン 久保田浩二さん
「どうしても仕入れ値も高くなっているので、販売価格、税込みは(5kg)5000円ぐらいが平均になっています」

首都圏では銘柄米は5kg5000円前後。今、売れているのが…
ーー棚の半分は1kgだったり2kgのコメも並んでいるんですね?
「5kgのコメを購入するお客さんの割合も落ち込んできてしまっている」
小分けすることで価格を抑えているのです。
セルシオジャパン 久保田浩二さん
「少量タイプのお米の売り上げの方が、断然伸びてます」
コメ離れが進みつつある様子もみられました。
買い物客
「毎朝、何曜日をパンの日にしたり、最近夜パスタにちょっと変えたりとか」
「子どもたち食べ盛りなんで、うどんとか蕎麦とかパスタとかは増えましたね」
店頭価格の高騰が続く一方、卸売の現場では異変が起きていました。














