柔道の世界選手権で2度優勝した宮崎市出身の丸山城志郎選手が、25日、引退会見を開きました。

大阪で引退会見に臨んだ、宮崎市出身で柔道男子66キロ級の丸山城志郎選手。
(丸山城志郎選手)
「応援してくださった皆様に感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました」

3歳から柔道を始めた丸山選手。こちらは2001年、丸山選手が8歳のころの映像です。
(8歳の丸山城志郎選手)
「全国大会で優勝して、とてもうれしかったです」


丸山選手は、2020年、東京オリンピック出場をかけて阿部一二三選手と24分間にわたる激闘を演じるも敗退。オリンピック出場は叶いませんでした。
(丸山城志郎選手)
「阿部選手がいなかったらここまで努力することもなかったと思いますし、ありがとうと正直に言いたいと思います」

その一方で、2019年と2021年の世界選手権で2度優勝するなど輝かしい成績を残しました。
(丸山城志郎選手)
「目標とするオリンピック出場、そして、優勝、これは叶えられなかったんですが、僕がそれに向けてやってきたことに関しては一切後悔がないので、達成感というのが大きいです」


丸山選手は今後もミキハウスに在籍し、指導者として柔道に携わることにしています。