東京のマッサージ店でタイ人の12歳の少女が違法に働かされていた事件をめぐり、少女の母親が、「友人を通じて娘を店に紹介した」と親族に話していたことが分かりました。

この事件は、東京・文京区のマッサージ店経営、細野正之容疑者が12歳のタイ国籍の少女を違法に働かせ、客に性的なサービスをさせていたとして逮捕されたものです。

JNNの取材に応じた少女の親族によりますと、少女と一緒に来日した母親は、「マッサージの仕事をしている友人を通じて娘を店に紹介した」などと話していたということです。

また、母親は少女に「働いてお金を貯めたらタイに帰国する航空券を買ってあげる」とも話していたということです。

母親は少女を店に置き去りにして日本を出国した後、渡航先の台湾で現地当局に身柄を拘束されています。