日本在来品種である「小石丸」の繭を使い続ける

業界では、現在、交雑種の蚕が主流となっていますが、こちらの工房では、日本在来品種である「小石丸」の繭を使い続けています。
(綾の手紬染織工房 二上拓真さん)
「いろんな品種がある中で、秋山が『この小石丸が藍染に一番適している』ということで、その当時は育てている場所とかいろんな制限があったので、その中で育てられる方法を考えて、今に至っているという感じです」

小石丸の繭は、一般的なものと比べて糸は細いものの、つやがあって丈夫という特徴があり、現在、日本国内で通年で育てているのは、皇室とこの工房だけだということです。











