突然起きた宮崎空港での爆発。原因はアメリカ製の不発弾と判明しています。
なぜ、今になって爆発したのかまた、今後の危険性など専門家に聞きました。
今回の爆発について、元東京消防庁警防部長で危機対応人材育成研究所の佐藤康雄所長は。
(危機対応人材育成研究所 佐藤康雄所長)
「爆発したときの映像を見ると、ガスとかが爆発しますと、キノコ雲ではないが、もう少し煙がキノコのような煙が立つが、爆発したのは王冠が広がるような形で爆発しているので、多分、これは不発弾で爆発したのではないかないうことで判断できるのではないかと」
政府は不発弾はアメリカ軍のもだと発表しました。
なぜ、今爆発したのでしょうか。
(危機対応人材育成研究所 佐藤康雄所長)
「今回、一番危ないのは、不発弾は、外も中も安全ピンが解除された状態なので、いつ爆発してもおかしくないという形。ここ何十年も潜っていた時には安定していたものが、雨だったり、地震だったりとわかりませんが、何らかの形で不安定になって、それで撃針が触れたか、振動で爆発したということは考えられると思います」
また、別の場所で不発弾による爆発が起こる可能性については。
(危機対応人材育成研究所 佐藤康雄さん)
「もともと海軍の航空基地で、爆弾たくさん落とされてますので、ここだけでなくて、他にもある可能性は高いと思います。もう爆発したところはある程度解消しているので、むしろ、それが他の所に同様のものがあるかどうかというのを、もう一度、金属探知機使うかわからないが、不発弾について徹底的に調べる可能性はあると思う」