まだまだ暑さが続く中で食べたくなるのが冷たいスイーツということでジェラートに注目します。
ジェラートは、イタリア発祥で凍ったお菓子を意味するんですが、最近、県産食材を使った魅力たっぷりのジェラートが続々と登場しているんです。
それぞれのお店のこだわりを紹介します。
マンゴーのジェラート
(フルーツ大野・大野源喜さん)「オレンジ色したつやのある色は、甘みと香りがあって…」


宮崎市の果物店「フルーツ大野」。去年夏からジェラートの製造を新たに始めました。使うのは、県産の完熟マンゴー。
シロップは使わずフルーツ本来の味や香りをそのまま生かして作るのが、こだわりです。
(フルーツ大野・大野源喜さん)「こちらがジェラートになります」


完熟マンゴーと、完熟イチゴ、それにミルク味をセットにしたジェラート。すべて自家製です。
この日、たまたま来店していたマンゴー農家に試食してもらうと。
(マンゴー農家の客)「マンゴーだこれ。マンゴー食べてるみたい。マンゴーがぷわんってなくなる。え?どこにいったんだろうマンゴー」

「そのまま生かされている。加工品は作るのが難しいけど、そのまま味を出すのは上手だなと思った」
フルーツ大野がジェラート作りを始めたきっかけは新型コロナウイルス。
感染拡大で客足が減少してしまい、売れ残った果物をドライフルーツにしていましたが、「生」のおいしさを提供したいとたどりついたのがジェラートでした。

(フルーツ大野・大野源喜さん)「おいしい旬の時期はどうしても過ぎていっちゃうのでそれをどうにか閉じ込めたいなというのがあった。一度食べていただいていろいろ感じてもらえたらうれしいなと思う」