いつでもレディな状態で人を助ける

一方、こちらは救難捜索機と連携して救助活動を行う救難ヘリコプターUH60J。
救助者を見つけやすいよう特徴的な窓が取り付けられています。

(新田原救難隊救難員 新藤翔也さん)
「バブルウィンドウと言いまして、真下まで見て捜索できるので、絶対に探します」

また、ヘリコプターには様々な機材が。

救難員は、救助する場所や、要救助者の状態によって機材を使い分けていて、ヘリコプターまで救助者を運ぶ道具だけでも5種類あります。

(新田原救難隊救難員 新藤翔也さん)
「木が生い茂っている中に直接いれても引っかからないという特性があるので、その場合に重さを利用してピンポイントに救難員に届けることができる機材」

また、こちらのリュックには予備も含めて2つのパラシュートが入っていてその重さはなんと23キロです。

(垣内沙耶記者:リュックを担いでみて)
「おー!すごい!重い!!」

(新田原救難隊救難員 新藤翔也さん)
「いつ何があるか分からない仕事なので、体調面も含め、いつでもレディな状態で人を助ける、パイロットを助けるという意識で訓練には臨んでいる」