北朝鮮はミサイル総局がきのう、戦略巡航ミサイルの発射実験を行ったと明らかにしました。

北朝鮮の朝鮮中央通信はけさ、ミサイル総局が朝鮮半島西側の黄海で戦略巡航ミサイルの発射実験をきのう行ったと報じました。

艦上発射型に改良されたミサイルは垂直に発射され、設定された軌道に沿って2時間10分ほど飛行し、標的に着弾したとしています。

発射実験に立ち会った朝鮮労働党の高官は「われわれの核戦力を実用化するうえで重要な成果が収められている」と話したということです。

北朝鮮をめぐっては金正恩総書記との会談について、アメリカのトランプ大統領が29日から韓国を訪問するのを前に「100%オープン」だと述べるなど会談に意欲を示すなか、北朝鮮は兵器の開発を進めていく姿勢を強調しています。