酒蔵で資料探し

幻の日本酒「いすゞ美人」の復活に向けた取り組みはすでに始まっています。

プロジェクトの舞台は、美郷町北郷区の「甲斐酒店」。


7月20日、6代目となる甲斐史浩さんが、商工会や役場の職員たちと共に作業を行っていました。

(甲斐史浩さん)
「うちで作っていたお酒の作り方の過程とかの資料があるかどうかの確認で、メインは、天井の上に置いてある資料を下ろしてみて確認をします。みんなで」


甲斐酒店では、初代の甲斐庄作さんが江戸時代末期に「綿屋酒場」を創業し、酒造りを始めたと言われています。

1955年には合名会社を設立し屋号を「甲斐酒造」に変更。
その後、国税局が酒蔵の合併を強力に推し進めたことから、1968年に会社を解散するまで、日本酒「いすゞ美人」が造られていました。
それ以降は、甲斐酒店として、小売業のみを営んでいます。