発表を行った児童たちは…
(発表した児童)「未来の西都市が今よりもっと住みやすくなってみんなが笑顔になるように今を変えたいと思います」「みんながごみを削減意識したら西都市きれいになると思うのでみんながそれをやってきれいな西都になればいいかなと思う」

一方、こちらのグループは、「貧困や飢餓」を減らすための取り組みについて発表しました。
(児童)「世界で貧困状態の人約6.9億人は日本の人口約1億人の5.5倍。仕事が見つからないなどの理由で西都市で貧困状態の人はなんと約370人もいます」
このグループは、こうした貧困問題に対応するため食料を寄付するフードバンクを実施。


さらに、各家庭から出るアルミ缶を回収して換金し、社会福祉協議会に寄付しました。
(寄付金贈呈の様子)「困っている人のために使ってください」
発表を聞いた保護者や教師たちは…
(保護者)「日本の現状と西都市の現状を調べてそれを提案に変えているところも本当にすばらしいなと思いました」

(中学校の教師)「こういう人たちが大人になって西都市とか日本を支えていってくれるんだろうなって思うとすごく頼もしく感じたところでした」
さまざまな視点からSDGsを学習し、行動に移している児童や生徒たち。
西都市では2007年度から「さいと学」が行われていて、今回、こうした取り組みが継続的に行われているところも評価されました。

(西都市教育委員会教育政策課・笠真人さん)「SDGsのそういった環境のところを通して世界で起きていること、日本で起きていることでも実は西都市にとっても身近な自分たちの生活にとっても起きてるんだよっていうこと問題を自分事としてとらえて当事者意識をもって向き合ってほしいなって」