災害時でも患者が継続して透析を受けられるように

一方こちらは、三股町にある病院。

(渕 雅顕記者)
「こちらの病院では、災害時でも患者が継続して透析を受けられるよう、井戸が設置されています」

田中隆内科・泌尿器科では東日本大震災の2年後の2013年に井戸を設置しました。

(田中隆内科・泌尿器科 田中隆院長)
「東北の震災があった時に、太平洋沿岸の岩手、それと宮城、福島の透析の施設が水の確保ができなくて大変だった」

災害時でも患者が継続的に人工透析を受けることができるよう、井戸水をろ過したり、殺菌したりして使用することにしています。

(田中隆内科・泌尿器科 田中隆院長)
「水に対しての供給ができなければ、患者さんは移転しなければならない。だから、井戸を掘って対応できるようにするのが良いのかなと思って作っている」