宮崎の企業の技術力に注目します。
先月、打ち上げに成功したロケット「H3」の2号機に搭載された人工衛星を格納する構造物には、宮崎日機装が製造した部品が使われていました。
いま、次世代の乗り物の部品も手がけている製造の現場をのぞかせてもらいました。
民間航空機の業界でのシェアは9割を占める部品も
航空機部品などを手がける日機装の子会社で、宮崎市高岡町に工場をかまえる「宮崎日機装」。

(三浦功将記者)
「航空機部品を40年以上にわたって設計、量産してきたノウハウが、世界だけでなく、宇宙にまで到達しています」
工場では、鉄と比較して強度が10倍、比重が4分の1という炭素繊維強化プラスチックを使って飛行機に欠かせない部品の「カスケード」を製造。


民間航空機の業界でのシェアは9割を占めています。