社会福祉協議会の「制服リユースマッチング事業」

一方、こちらは宮崎市の社会福祉協議会。

(宮崎市社会福祉協議会 末継慎一福祉課長)
「こちらは譲ってくれる方、譲り受けを希望する方の情報がマッチしてお渡しを予定している制服」

社会福祉協議会では、卒業などで不要になった制服を必要とする生徒に仲介する「制服リユースマッチング事業」を行っています。

(宮崎市社会福祉協議会 末継慎一福祉課長)
「宮崎市内の公立の中学校、県立高校の制服の情報をいただいている」

新型コロナの経済対策をきっかけに、2021年度から始まったこの事業。
今年度は(2月21日時点)延べ354のアイテムが譲り渡されたということです。

(宮崎市社会福祉協議会・末継慎一福祉課長)
「譲り受けを希望される方は、経済的に厳しい1人親世帯の方や多子世帯の方もありますが、転校して急にこちらに来るなど、短期間だけど制服が必要になった方が申し込みに来られる」

寄せられた制服は無償で譲渡され、子どもを持つ家庭の負担軽減につながっています。

(協議会に寄せられたお礼のメッセージ)
「入学準備に不安を感じていたので本当にありがとうございます」

(宮崎市社会福祉協議会 末継慎一福祉課長)
「もし、自宅に譲ってもいいという制服をお持ちの方がいれば、上着だけでも、ズボンだけでもいいので、私たちの方に情報を登録という形で届けてほしいよろしくお願いします」

【参考】
宮崎市社会福祉協議会では、制服の持ち込みは受け付けていませんので、譲りたい方はまずは電話で問い合わせてください。

一方、「リユース学生服SHOPつぐつぐ」に制服を持ち込む際は直接持ち込まずに、店舗のライン、またはインスタグラムからはじめに登録を行ってください。

※MRTテレビ「Check!」2月21日(水)放送分から