動物園の裏側を調査 気になるキリンを1日観察

動物園のキリンはどのように生活しているのか。今回、普段わたしたちが見ることの出来ない裏側の様子をいしかわ動物園から提供してもらいました。

午前9時ごろ天候に問題がない日は、寝室から屋外展示場へ。扉を開けると自分から歩いて出てきてくれるそうですが、見慣れないカメラに少し緊張気味です。

記者
「今キリンが小屋から出てきました。どんな声で鳴くのか、一日観察してみたいと思います」

エサを食べるキリン

この日、開園後すぐに展示場に放されたのはメスのマリとアイ。キリンたちはカメラに少し警戒しながらも屋外展示場の真ん中にあるエサを食べだしました。

いしかわ動物園・木村さん
「いまから掃除始めます」

キリンが外にいる間は寝室に敷いたワラやフンなどを掃除。落ちているフンを見て健康状態をチェックします。

健康チェックの様子

キリンの生息地はアフリカ大陸。独特の模様は人の指紋のように1頭ごとに異なっていて、長い首は人と同じ7個の骨で出来ています。

いしかわ動物園キリン担当・木村元大さん
「(体長は)メスでだいたい最大4メートルくらいまで、オスで5メートルくらいにまでなる大型の草食獣。おもに食べているのは木の枝だったり葉っぱだったりとかそういったものを中心に食べる草食動物」