最近、さまざまな分野から注目されている「チャットGPT(ChatGPT)」
アメリカのOpenAI社が開発した、質問に自然な形で返してくれる対話型の人工知能ですが、石川県内でも早速、活用する動きが見られます。一方で、懸念される点も考えていく必要があります。

ChatGPTの画面

今、インターネット以来の発明とも言われ、注目を集める「チャットGPT(ChatGPT)」
質問を入力すると、人工知能が瞬時に回答を出力していきます。インターネット上に蓄積された文章を学習し、そのデータをもとに質問への回答や、文章の作成などを可能とするチャットGPTは、去年11月に公開されて以来、わずか2か月で利用者が世界で1億人を超えました。

ChatGPTが書いた原稿 ニュースとして流せるレベルなのか?

チャットGPTが書いたニュースの原稿は、デスクのチェックに通るのでしょうか。チャットGPTについて解説する原稿を、チャットGPTに書いてもらい、チェックを受けてみました。結果は…

ChatGPTが書いたニュース原稿

ニュースデスク
「自然言語処理技術、大規模言語モデル…は言葉として難しい。文字で見る分には大丈夫だが、喋って説明しようと思うと、この文章はすごく不自然。『慎重な判断が必要』と言ってから、次の文に『期待されています』とくるのは話題の転換が急だと思う」

文章の繋がりなどの指摘を受け、残念ながら、ニュース原稿としてのチェックは通りませんでしたが、日本語としての文法は特に気になりませんでした。