能登半島地震の発生から間もなく2年が経とうとする中、東京では被災地の今を発信するイベントが開かれました。

石川から遠く離れた地で暮らす人たちは、復興へと向かう歩みに何を感じ取ったのでしょうか。

22日、東京駅にほど近い場所で能登半島地震と奥能登豪雨からの復興を願い催しが開かれました。能登の特産品を中心に29のブースが軒を連ね、開店から多くの人たちが訪れていました。

訪れた人「切りもち買いました」

多くの商品を買い求めるだけではなく、暖かい言葉も一緒に多く寄せられたといいます。

道の駅すず塩田村・中野実さん「ずっと頑張って応援しているよ。塩作り頑張ってねとエールをもらったので、帰って職人、スタッフに伝えて、また頑張って塩作りしようと伝える」

一方で、訪れた人たちからは被災地の現状について気になるこんな声も聞かれます。

訪れた人「ほとんど最近は(報道が)ないので、どうなっているかということはちょっと分かっていない」「(報道が)ゼロということはないが、今どんな感じなのかなっていうのが、もうちょっと伝わってくるといいかな」