能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市。市内の限界集落に持続可能な未来型の集落=現代集落を作る挑戦が続いています。
今だからこそ前向きに。大切にするのは「幸せの価値観」です。
外浦に面した珠洲市真浦町は、41人の住民のほとんどが65歳を超えるいわゆる「限界集落」です。ライフラインが寸断され、すべての住民が避難している町の時間は、止まったままです。

ここに「現代集落」を作ろうと震災前から取り組んできた林俊伍(はやし・しゅんご)さん(38)。「100年後も暮らしたい町を作りたい」夢を追いかけてたどり着いたのが、奥能登でした。
現代集落主宰・林俊伍さん「最初ここに来た時にすごくワクワクしたんですよ。ここは何百年も昔の人が一生懸命頑張って切り拓いた集落であるし、それを維持してくれている人もたくさんいる中で、このまま行ったらなくなっちゃう、でも資源はいっぱいある。自然というものが。どうやって僕らが関わってより良いものにできるか、こんな楽しいことはない」











