25日午後、石川県白山市の山あいで成獣とみられるクマ1頭がカキの木に登っているのが目撃されました。
けが人は確認されていませんが、クマは現在も木の上に留まっていて、市の職員らが警戒に当たっています。
25日午後4時45分ごろ、白山市木滑で近くの食堂の従業員が木に登っているクマ1頭を目撃しました。
その後、市の職員が現場をパトロールしたところカキの木の上にクマが居座っていたということです。クマは成獣とみられ、これまでにけが人の情報は入っていません。
市は、これから暗くなるため、自治体の判断で猟銃による発砲が可能になる緊急銃猟は行わず、クマを追い払う方針です。
現場は「道の駅瀬女」から北西におよそ2キロの山間部です。
県は、「ツキノワグマ出没警戒情報」を発表し、クマの活動が活発になる早朝や夕方には目撃が確認されている場所に近づかないよう呼びかけています。











