介護の仕事はハードで、連休が取りづらい…?

介護の担い手不足が課題となる中で、仕事のマイナスイメージを払しょくしようと「週休3日制」を導入した施設が新潟県内にありました。

新たな働き方は人材定着のカギとなるのでしょうか?

燕市にある特別養護老人ホーム『吉田愛宕の園』。
利用者の食事や入浴、排せつなど多岐にわたる支援を24時間体制で行っています。

夜勤を含む3交代のシフト制が基本となる特別養護老人ホームでの仕事。
『吉田愛宕の園』では、これまで週5日・1日8時間だった労働時間を、1日あたり2時間伸ばして「週4日」にしました。これにより、“夜勤明け”ではない丸1日の休みが増え、心身ともにリフレッシュしやすくなったといいます。
一方で、週に40時間という総労働時間や給与に変わりはありません。

ここで働く介護職員の上原梨奈さん(34歳)は、県内で初めて導入された『週休3日制』について率直に話してくださいました。

「気持ちに余裕が持ているというところは本当に大きい。確かに労働時間は長いですし、疲れはするんですけど、やっぱり“余裕を持ってできている”というのは大きなところかなと思いますね」