課題解決へのアプローチ

【愛宕福祉会人事部 馬込正利部長】
「24時間のサポートをしていくので、ワークライフバランスを取りづらいのが介護職員。『週休3日制』導入の背景としては、やっぱり“人材不足”というのは大きいです。人材不足が大きい中で、なかなか採用が進まない…」

厚生労働省によりますと2025年には、国民の5人に1人が75歳以上の後期高齢者となる“超高齢化社会”を迎えるとされています。
介護にあたる人材が新潟県内でも“4700人”不足すると予測される中、新たな働き方の導入は、職員の定着と採用に目に見える変化をもたらしました。

「全国平均で離職率15%というところ、週休3日制を導入した施設での離職率は5%台に下がっている。採用難な中でも、週休3日制をやっている事業所への応募は、週休2日制の事業所よりも圧倒的に多い」