昨年度、新潟県内の学校で確認された児童・生徒の暴力行為、1000人当たりの発生件数が全国で最も多かったことがわかりました。

県によりますと、昨年度の暴力行為の発生件数は小学校で3660件、中学校で1254件、高校で160件といずれも過去最多でした。

人口1000人当たりの発生件数は24.9件と4年連続で全国最多です。

また、いじめの認知件数は小学校で1万6527件、中学校で2996件、高校で1427件、特別支援学校で203件でした。

小学校以外ではそれぞれ過去最多となり、1000人あたりの認知件数では全国で3番目の多さでした。

さらに不登校の児童生徒数も小中学校で過去最多となっています。

県は「重く受け止めている」とする一方で、「ささいな行為であっても教職員が見逃さずに認知し初期対応が行われたことによるものと捉えている」としています。

今後も未然防止に力を入れていくということです。