サッカー・明治安田J1で、今季ここまで2勝1敗1分けで7位(4節終了時)につけているアルビレックス新潟についてお伝えします。

“昨季との違い”として注目したのは、ボランチが作る攻守での厚みです。新潟在籍6年目で、副キャプテンを務める秋山裕紀(あきやま・ひろき)選手(23)とJ2いわきFCから今季新加入した宮本英治(みやもと・えいじ)選手(25)に話を聞きました。

激しいポジション争いの中で、ここまで4試合中3試合でスタメンを勝ち取っている2人にお互いの評価を聞いてみると…

秋山裕紀選手(23)
「(宮本選手は)『新潟のボックス トゥ ボックス』です。攻守において運動量豊富に戦ってくれますし、攻撃のところでもいろんな局面に顔を出してチャンスメークもできますし、守備のところでも危ないところを察知して潰せるので」

相手のボックス、つまりペナルティーエリアから自陣のボックスまでを意味する『ボックス トゥ ボックス』。宮本選手は豊富な運動量で広いエリアを走り回り、献身的なボール奪取から、攻撃の起点まで幅広いプレーが魅力です。

宮本選手は国士舘大学を卒業後、2021シーズン当時JFLだったいわきFCに加入。J3、J2と毎年ステップアップを果たした宮本選手は、自身初のJ1リーグで既に存在感を放っています。