預けたはずの高級腕時計が“ネットオークション”に…

SNSなどで多くの人が声をあげている、トケマッチの問題。取材を進めると、新たな疑惑が浮上してきました。
都内に住む会社員の男性。トケマッチには15本、およそ2000万円分のロレックスを預けていました。

トケマッチに時計を預けた男性:
「年末にかけて“どしどし応募(預託)してください”というキャンペーンをやっていて、追加で(腕時計を)購入して預けました」

2023年11月から「預託本数2000本目前」として大々的なキャンペーンをおこなっていたというトケマッチ。男性は11本のロレックスを新たに購入して預けましたが、その1か月後に、突如サービスが終了。アマゾンギフトももらえていない状況だといいます。
トケマッチに腕時計を預けた男性
「非常に腹立たしいですね。騙されたという思いです」

――時計の所在はわかっているんですか?
トケマッチに腕時計を預けた男性
「ネットとかで検索をして、販売されている時計を確認していくと、一部自分の(時計の)シリアル番号のものが売られていることがわかった」
オークションサイトに売られていたロレックス。そこに書かれていた“シリアルナンバー”と自身が預けたロレックスの“シリアルナンバー”が一致したのだといいます。

トケマッチに腕時計を預けた男性
「非常に残念な気持ちと、一方で『やっぱりか』という思いです。正直もう1本も返ってこないだろうと覚悟していたので、逆に喜びじゃないですけど、(オークションで)見つけられた、という気持ちでした」
また別のブランド品販売店でも、男性が預けた腕時計のシリアルナンバーと一致した時計が売られたことがわかったといいます。
――警察などへの相談は?
トケマッチに腕時計を預けた男性
「警察と一緒に店舗やオークションのほうにも連絡をして、現地に出向いて、事件の可能性があるので店舗にて保管して欲しいということで、(警察に)一緒に動いていただいています。トケマッチの方々には、一刻も早く返して欲しいと思います」