市場規模が拡大する「シェアビジネス」

喜入友浩キャスター:
こうしたサービスがあったんだ、という驚きもありますが、トケマッチ側は預かっている時計に関して、「6ヶ月を目安に返却。返却が難しい場合は、損害賠償を支払う」としています。

こうしたビジネスを「シェアビジネス」と言いますが広がりを見せています。例えば民泊、服やカバンのレンタル、カーシェアなどもその一つです。

その市場規模は2022年度には2兆6158億円、10年後の2032年度には15兆1165億円となる予測になっています。

藤森祥平キャスター:
皆さんもシェアリングサービスを何かしら利用した経験はあるでしょうか。

【「シェアリングサービス」を利用したことがありますか?】
1005人回答 2月7日午後11時5分時点
※統計学的手法に基づく世論調査ではありません

▼利用したことがない:88.2%
▼よく利用している:1.7%
▼何度か利用した:6.9%
▼「その他・わからない」…3.3%

ほとんどの方にはまだ広がっている感じではないですね。

小川彩佳キャスター:
ただこのシェアリングサービス、業態様々ですが市場としては非常に盛り上がってきている、という中で、トラウデンさんは「カーシェアリング」をされているということで。

トラウデン直美さん:
そうですね、カーシェアは本当によく利用していて、とても便利なので。便利だからこそ先々でもこれだけ拡大していくんじゃないか、ということだと思うんですけど、今回の「トケマッチ」のケースは、サービス自体と会社に心配な部分があるんじゃないかな、と思うので、そこは真相解明していただきたいな、と思う部分ではあります。

けれどシェアリングサービス全体として考えてみても、かなり普及はしてきていて、広がってきたのがまだ最近の話だと思うので、いろんなトラブルだったり、トラブルを予防する対策だったり、これからどんどんノウハウができていく部分だと思うので、その過渡期で、ちょこちょこ問題は出てしまうのかな、という気はしますね。