専門家「原作者を尊重する態度が制作者側にあったのか」

ホランキャスター:
スケジュール的な問題で、どうしても放送に間に合わせなくてはならない、だから急がなくてはならない、という状況が発生するのであれば、もっと早めに撮り始めたり、スケジュールの調整をするなどして、やはり最初の部分をどうにか守れたのではないか、というところが、悔やまれて仕方がないという気持ちです。

萩谷弁護士:
最終的には、原作者も脚本家も苦しむ結果になってしまって本当に残念です。

やはり、作品は原作者の精神的活動から生み出されて、精神性やメッセージ性や思想性が注ぎ込まれてるものなんですよね。そこを尊重する態度が制作者側にあったのかなというところが気になります。

井上キャスター:
弁理士の永沼さんは、一般論として「ドラマなどは時間的な制約があり、原作者を軽視する傾向が見られる」としています。

日本テレビだけでなく、テレビ制作者含めて、今回の件に真摯に向き合う必要があると思います。