「お茶で口をゆすぐだけでも口腔衛生環境を整える意味では重要」
日比キャスター:
感染症に関してどのように拡大を抑えていけばいいのか、国際医療福祉大学の松本哲哉主任教授に伺いました。
▼体調不良の際は医師などに相談
▼なるべくマスク着用
▼アルコール消毒
▼石けんやハンドソープで手洗い
をしてほしいということでした。
「水で濡らしたティッシュで手を拭くだけでも効果がある」そうです。タイミングとしては食事の前後、そして就寝前ということでした。

避難所でも飲み水、そして他に使える水を工夫されていて、また雪解け水を何とか汲み上げて使っているという場面も多くありました。引き続き、この水不足と衛生面は非常に直結していく問題ですね。
産婦人科医 宋美玄さん:
飲水を我慢されて手洗いの回数が減ったりですとか、口腔内の環境、虫歯ですとか口内炎。また、脱水によるエコノミークラス症候群など、感染症以外でもいろいろな場面が原因になりうるものだと思います。

井上キャスター:
今は水が必要ないタブレット型の歯磨き粉などもありますし、歯磨き粉がない場合でも歯ブラシをするだけでも変わるというふうに言われている。そのあたりも含めてぜひ教えてください。
小林院長:
飲料の水のみならず、お茶とか、何でもいいので口をゆすぐということだけでも口腔衛生の環境を整える意味では重要になってきます。口の中の衛生環境というのは本当にいろんな全身疾患の源になりかねませんので、これは本当に注意していただきたいところですね。
