政府の地震調査委員会が、日本の活断層で起きうる地震について2025年1月1日を基準に再計算し、発生確率値の最新情報を1月15日に公開しました。今後30年以内の地震発生確率が3%以上を「Sランク」、0.1~3%未満を「Aランク」、0.1%未満を「Zランク」、不明を「Xランク」と表記しています。糸魚川ー静岡構造線断層帯で14~30%、神奈川県三浦半島断層群で6~11%などと、全国に“危ないSランク断層”が存在することが示されています。今年新たに新潟県の長岡平野西縁断層帯がSランクとなりました(30年発生確率は3%以下)。
公表された地震発生確率値で、Sランクとされた全国の活断層を地域ごとに見ていきましょう。