アメリカのIT大手アマゾンは有料会員サービスの「アマゾンプライム」をめぐる訴訟で、25億ドル=日本円でおよそ3700億円を支払い、和解することで連邦取引委員会と合意しました。
この裁判は2023年6月、アマゾンが有料会員サービスの「アマゾンプライム」に利用者の同意を得ないまま登録させたり、解約手続きを意図的に困難にしたりしたなどとして、FTC=連邦取引委員会が訴えていたものです。
こうしたなか、FTCは25日、アマゾンが10億ドルの民事制裁金と利用者への返金15億ドルの合わせて25億ドル、日本円でおよそ3700億円を支払い、和解することで合意したと発表しました。
民事制裁金10億ドルはFTCの規則違反に伴う案件では過去最高額だということです。
そのほか、アマゾンは有料会員サービスの解約手続きを容易にすることも求められています。
ブルームバーグ通信によりますと、有料会員サービスは「アマゾンの成功を支えてきた柱」と位置づけられていて、今後、業績への影響が注目されます。
注目の記事
物価高対策は実現する?「地方交付金」「年収の壁」「5年で100万円増」…自民党総裁選 5人の政策を比較【Nスタ解説】

「腹が立つ。行く気持ち失せた」"奪われた"万博チケット...誰かが不正ログイン→勝手に譲渡されていた!博覧会協会は『返金・再交付できない』警察への被害届は『受理されない』

服にくっついてイラッ「ひっつき虫」の世界 対処法は?実は“あの製品”開発のヒントにもなっていた

「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村

蚊は“世界で最も危険な生き物の一つ” 涼しくなってこれからピークに 昼間に活発なのは「やぶ蚊」夜に活発なのは「いえ蚊」刺されやすい人の特徴は?就寝時の対策は?
