今週土曜日に投開票が迫った台湾総統選。勝敗のカギを握るのがいわゆる、「無党派層」の票の行方です。

記者
「頼清徳候補が姿を見せました。ものすごい歓声です」

最新の世論調査では、与党・民進党の頼清徳候補がリードを保っています。

記者
「大勢の支持者が待ち構える中、侯友宜候補が会場に到着しました」

その頼候補を追うのが、野党・国民党の侯友宜候補と民衆党の柯文哲候補です。

ただ、世論調査では、1割程度の有権者が「まだ投票先を決めてない」と答えていて、この行方が勝敗のカギを握るとみられています。

有権者
「今は国民党か民衆党で迷っています。民進党は前回入れましたが失望しました」
「(だれに投票するか)まだ決めてないです。誰がいいか決められないからです」

選挙の結果は台湾の将来だけではなく、中国との関係にも大きな影響を及ぼすことから、世界中から注目されています。