発生から5日 「きょう1日を生きないと」 政府「激甚災害」指定で調整

喜入キャスター:
七尾市の避難所では今も197名が避難をしています。1月1日からの約3日間はあまり食料などの支援が届かなかったと言いますが、ここ2日はようやく3食食べられるようになったといいます。簡易のシャワールームは午前0時を超えても避難している方が利用を続けています。

こちらでは断水が続いていますが、簡易トイレも用意されています。水も多く届いていますが、飲むだけではなく、うがいや手洗いに使う方も多くいます。避難所での感染対策も大事になってきます。

避難所のテレビではニュースの映像も多く流れています。人命救助が続く現場の映像を見てこちらの避難所の方も心配する声を上げていました。

七尾市内では家屋倒壊の危険判定が行われています。赤い紙を貼られると「危険」ということで、基本的にはその家には住めなくなってしまいます。

赤危険の判定を受けた方に聞いたところ「仮設住宅ができるまで、もしくは新しい家を建てるまではどこに住めばいいのかわからない」「本当にいろんなことを覚悟している」と話しています。また、「先が見通せないので、まずはきょう1日1日を大切に生きていきたい」と話していました。

政府は能登半島地震を激甚災害に指定する方向で調整に入りました。
継続的な支援が求められます。

能登半島地震発生5日目 これまでの被災地支援であなたは…「みんなの声」は?

NEWS DIGアプリでは『これまで被災地に何か支援をしたことがあるか』について「みんなの声」を募集しました。
Q.これまで被災地に何か支援をしたことがありますか?
「被災地ボランティア」…6.8%
「義援金」…54.3%
「水や食料などの物資」…6.0%
「その他」…5.3%
「ない」…27.6%

※1月6日午後0時21分時点
※統計学的手法に基づく世論調査ではありません