冷たい雨…復旧を妨げさらなる警戒も

震度6強を観測し、5人が亡くなった石川県七尾市。

喜入友浩キャスター
「3日前、この家はおそらく車の上に2階部分が乗る形でしたが、もう屋根が道路まで出てきてしまっています」

地震発生の翌日に取材した際の映像と比べると、道路側に大きく崩れたことがわかります。

塗装店を営む瀧音敏樹さん(57)。
築53年になる自宅が倒壊の危険があると判定されました。

――住むのは危険ということですが、今後は?

瀧音敏樹さん「まだ そこは考えられんわ」

今は高齢の母親を避難所に預け、家族と被害を免れた隣の作業場で寝泊まりを続けているといいます。

1日でも早く、以前の生活を取り戻したいと言いますが、被災地では復旧作業を妨げる雨が降ってきました。能登半島などの被災地では、この週末、広い範囲で雨が降り、7日には雪に変わる見込みです。