91歳の母親の求めに応じ、62歳の息子は母の首に手をかけ殺害しました。8年にわたる孤独な介護の末に、なぜ母の命を奪うに至ったのか。男性が事件の経緯を告白しました。

「『殺して』の言葉が苦しかった」

62歳の男性が警察署で書いた紙には、「息子のあんたが責任をもって私を殺しなさい」の言葉。

男性は2025年5月、自宅で91歳の母親の首を絞めて殺害したとして逮捕されました。

男性が書いた文章
「母親に対しては、殺意があったとか、憎い気持ちはなく、日々の生活で口にした『死にたい』『殺して』そういう言葉が自分は苦しかった」

2人の間に、何があったのでしょうか。