“親の経済力”が子どもの教育を左右することも…

親の経済力によって子どもが受けられる教育に差が出るという現実もあります。神戸で毎週開かれる「つながり食堂」は、ひとり親世帯を対象に食料や物資の支援を行っていて、支援を受ける人たちは切実な思いを抱えています。

(中学3年生の子を持つ親)
「『塾に行きたい』と言う本人に『ごめんねごめんね』と言っているのはつらかったですね。私は子どもを産んで0歳で離婚してしまって。(Q教育の格差を感じる?)はい。底辺にいるなって感じています。完全に無償化であれば…。その後の大学進学もまだほとんど考えられない状態」

(中学3年生・小学6年生・小学4年生の子を持つ親)
「教育のサポートを親が出来なかったら誰がするかっていう。そこまでの道筋を立ててあげられないというのがひとり親のしんどいところかなと。平等に教育を受けられるようになってほしいと思います」