『共働きでなんとか…』『所得制限はフェアじゃない』不満の声も様々


 真剣な表情でパソコンに向かう子どもたち。子ども向けのプログラミング教室「ロボ団 西宮校」では、子どもたちは自らプログラムを考えてロボットを動かしています。2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されたことや、「筋道を立てて物事を考えられるようになる」と人気上昇中の習い事で、土日のクラスは満員だといいます。

 (小学生)
 「めちゃくちゃ楽しいです」
 「プログラミングを作って達成した時も楽しいし、ロボットを作る時も楽しい」

 (保護者)
 「自分の考えをわかりやすく話すなどの能力がロボ団で培われていると思います」
 「学校でもタブレットを触るという授業も増えてきたので、そういった意味では先に予習という形でプログラミングできるんじゃないかなと」

 月謝は約1万5000円。子どもの将来のことを考えると教育費はかさんでいきます。子どもを大学生まで育てるには、全て公立でも1人1000万円以上かかるとも言われています。

 子育て世代に話を聞いてみました。

 (2児の親)
 「共働きでやっているから何とかなっているんですけど、共働きは結構しんどいところもあって、それが続かなくなったらちょっと大変かなと」

 教育費を巡ってこんな不満を持つ人もいます。

 (子育て世代の親)
 「所得が多いからといって毎日の生活が安定しているとはちょっと感じないので。税金が多かったりとか出ていく分が大きいと思うので、(所得制限は)フェアじゃなくなるんじゃないかなと」