参議院選挙・滋賀選挙区…改選数1に対して5人が立候補

7月10日に投開票が行われる参院選・滋賀選挙区には、改選1議席に対して5人が立候補しています。物価高対策などについてはどう訴えているのでしょうか。
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共産党の新人・石堂淳士さん(48)は、「低い食料自給率を上げていくためにも畜産などに軸足を置くべき」だと訴えています。
(共産党・新人 石堂淳士さん)
「何よりも家計収入を引き上げるのと、家計の負担を減らすこと。ですから、消費税を5%に引き下げれば物価も一緒に下がるし、すべての国民が負担が少なくなると。家計収入を上げるための手立てを全部やって、この物価高に負けないだけの収入をどう作るのか」
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一方、自民党の現職・小鑓隆史さん(55)は…。
(自民党・現職 小鑓隆史さん)
「国際的に見ると3分の1~4分の1くらいに物価の水準を抑えられていますけれども、いつなんどき(物価が)上がるか分かりません。そういう意味では、しっかり、何が、どういうものが上がっているのかということを見極めながら、的確に対策を講じていく」
小鑓さんは「近江牛など農畜産物を継続的に生産できる環境づくりを進めたい」とも訴えています。
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無所属の新人で、立憲民主党と国民民主党が推薦する田島一成さん(60)は…。
(無所属・新人 田島一成さん)
「(物価の)上がり方が尋常じゃない。給料や年金が上がらない中で物価だけが上がっていったら生活がひっ迫する。だからこそ、対応として消費税を減税するといったことを訴えさせてもらっています」
田島さんは、飼料価格の高騰については「限界はあるものの、国産のえさづくりに取り組む必要性」も訴えています。
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そして、NHK党の新人・田野上勇人さん(57)は次のように訴えています。
(NHK党・新人 田野上勇人さん)
「僕が掲げている政策の中で『5年間で2000円最低賃金を引き上げる』ということを出しています。底上げをすることによって、この物価高にも対応できると思う」
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このほか、滋賀選挙区では諸派の新人・片岡真さん(30)が立候補しています。

















