
今回、特別に中の構造を見せてもらえることに!

「主ブラシが回ってゴミを掃き上げます。」
「掃き上げたゴミをコンベアで運ぶ。最終的にホッパ(ゴミ箱)に積んでいく。」

ーーこれがゴミ箱?
「そうです!」

主ブラシで掃き上げたゴミをコンベアがキャッチして、ゴミ箱へポイ!と、見事な連携プレーでゴミをしっかり回収してるんです!

では、その実力はいかほどなのでしょうか?
まずは、走行中に飛んでくると大変危険な小石から。

さあ、どうなるのでしょうか!?スタート!
幅寄せさせて側面のブラシを路肩にぴったりとつけて、黄色い小石にロックオン!ん〜!どうなった?

別の角度からもう一度見てみると…見事に小石が内側に入っていく、入っていく!

ゴミ箱を開けてみるとスタッフも驚くほど多くの小石が入っていた。

では、なぜブラシの回転でゴミが外に弾かれず、ちゃんと内側に入っていくのでしょうか?
砂岡さんいわく、ヒミツはブラシの角度にあった。
ーー若干、傾いてますね?
「そうですね。ベタッとブラシを地面につけてしまうと、1回掃けたものが外に出てしまう。ちょっと傾斜をつけて、内へ内へ入れやすいようにしています。大体、前の角度が3度、横の角度が3度というのが、理想的な角度。」

そう、ブラシを車の進行方向側にちょこっと3度傾けることで、ブラシの前方で内側にかきこみ、後方は浮いてゴミを外に出さない。
これは、1度でも角度が高いとうまく内側に入らず、逆に低いと後方で弾き出しちゃうんだとか。
