応援と共に“心無い声”…それでも「命が一番大事」
実際に被害を受けた別の飼い主・駒井さん(31)に話を聞きました。
(飼い猫がFIPを発症 駒井さん)
「FIPですね。想像もしていなくて気持ちの整理はなかなかつかなかったという感じです」
猫・ニコちゃん(1)を飼っている駒井さん。ニコちゃんも今年2月にFIP混合タイプと診断されました。
(駒井さん)
「おなかが異様に膨らんでいたっていうところで気になって病院に行きました。(Q治療で困ったのは?)お金ですよね。少なくとも100万円。正直、最初は一瞬天秤にかけたというか、お金と命と。すごく考えました」
自身の保険を解約するなどして治療費を捻出しようとしましたが、それでも足りない分をクラウドファンディングで支援を求めました。すると応援と共に心無い声が寄せられたといいます。
(駒井さん)
「『飼い主として自分たちで責任を果たせ』というような声もあれば、『本当はお金あるだろう』とか。ご指摘いただいていることも理解できるので。それも理解して、この行動に対して後悔はないというか、最終的には命が一番大事」