執拗にメッセージを投稿したアカウント「ペットは生活に必ず必要なものではない」
クラウドファンディングで150万円の支援を求めていた小林さん(仮名)。同じ病気の飼い主などからも支援を受けて目標額を達成することができました。
病気が真実であることを伝えるために領収書や治療の経過を随時公表していましたが、批判はやみませんでした。
一体なぜ、攻撃的な言葉を向けたのか?取材班は、執拗にメッセージを投稿していたアカウントAにその真意を尋ねてみました。
するとこんなメッセージが返ってきました。
(アカウントAからの返信内容)
『ペットの飼育は人の生活に必ず必要なものではなく、あくまで趣味の範囲。一般的に家や車を購入する際、足りなければローンを組み返済していくが、ペットとなると冷静な判断が出来ない方がいる』
誹謗中傷について回答を求めましたが、その返事はありませんでした。
「実際に見てないのになんでそんなことが言えるんだろう」
FIPの治療を受ける小林さんの猫・きゅんくん。月に数回、自宅から車で2時間ほどかかる動物病院で検査を受けています。発症当初よりは食欲は戻り快方に向かっていますが、今後も治療は続いていきます。
(飼い猫がFIPを発症 小林さん・仮名)
「私のことは言われても仕方がないかもしれないですけど、きゅんが死ぬ死ぬ詐欺だとか、本当は病院に行っていないだろうとか、実際のきゅんを見てないのになんでそんなことが言えるのだろうと」
飼い猫を救うクラウドファンディング。ペットも家族の一員として支援を求めることに批判的な声があることは理解していますが、誹謗中傷は許されるものではないと飼い主らは訴えています。