質店との値下げ交渉で“粘り”を見せる連藤さん

 神戸の質店「鑑定質屋ゲンロク」を訪れた連藤さん。催事で良い商品を売り出してもらうための交渉にやってきました。

 (連藤さん)「どうです?1押し2押し3押しとかいろいろ商品あると思うんですけど」
 (鑑定質屋ゲンロク 森谷博章さん)「結局、商品をがんばって集めているんですけど、やっぱり円安の関係もあって…」

 というのも、近年は為替などの影響でブランド品の価格改定が続出。値上げは中古市場にまで及び、質店でも仕入れ価格が上がって商品が集めにくくなっているからです。
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 とはいえ、催事を盛り上げるため少しでも安く出品してほしいと心を鬼にして値下げを交渉します。

 (連藤さん)「こちらも目玉商品で、20万円割って税込み19万8000円でまた電卓たたいてくださいよ」
 (森谷さん)「定価が非常に…もともとの参考価格が40万円前後でございまして…」
 (連藤さん)「阪神の質流れでお客さまが喜んでもらえる」

 粘りの交渉で元の販売価格から約3万円引きの19万円になりました。さらに、質店が特別に用意してくれていたものがありました。
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 (連藤さん)「うわ!すごいすごい!」

 実は今回、連藤さんはお客さんの購買意欲を刺激しようと、催事の中では比較的手が届きやすい販売価格5万円~6万円の商品にも力を入れています。販売点数は過去最高となる1万5000点を見据えています。