伊藤史雄さん:
「仕分けしているのが嫌になるぐらい規格外しかない」

この日、最初に向かったのは町内の直売所「むーちゃん」。

ほかでは売り物にならない「規格外」の商品も取り扱っているため、農家にとってはありがたい場所です。

伊藤史雄ん:
「消費者の方がパッと見たときに『このぐらいだったら大丈夫じゃん』というレベルなのでそれで買って行っていただけるので助かっています」

気候の変化に直接左右される農業。伊藤さんは来年以降も不安があると話します。


伊藤史雄さん:
「気象変動がここ近年非常に激しいので、ここがクリアできないと毎年同じようなことが繰り返されて農家泣かせになっちゃうかな」

人や動物のように日向(ひなた)を避けたり、対策を取ったりするのが難しい農作物。

大切に育てた作物が少しでも良い状態で出荷できるよう、農家は日々、頭を悩ませています。