「現状あったような形で1日も早く…」
この角は、1999年に天国に旅立つまで10年間、日本平動物園で暮らした初代「サイ太郎」のもの。学術的資料としての意味だけでなく、ともに過ごしたサイ太郎への「感謝の気持ち」も込めて展示を続けてきました。
日本平動物園 竹下秀人園長
「(サイ太郎は)大変人気の動物だったし、多くの方々を楽しませてくれた動物だったので、残念。原状あったような形のまま1日も早く返してほしい」
SNSでもサイだけに、「やめてくだサイ」「ごめんなサイでは、すまされないぞ」と憤りを示す反応がありました。
サイの角は、「漢方薬」の成分としても貴重という見方もあり、「ブラックマーケットに流れていそう」という声がある一方で、「サイのツノに薬効なんてない」というツイートも。
ネット上でもいろいろな議論が生まれていますが、なぜ、サイの角は狙われたのでしょうか。