会社に魅力を、社員のパワーアップを
研修最終日の27日、盛岡市のみちのくコカ・コーラボトリングの本社に集まった2つの会社の新入社員たちは、研修のまとめとして2つのチームに分かれて、SDGsの考えに基づく2社のコラボ商品やサービスを考えました。約1時間半かけて議論を重ねた結果、出てきたアイデアは…。

(発表)
「私たちは三陸鉄道カラーの缶入り飲料とコカ・コーラのラッピング車両を考えました。缶のパッケージを三陸鉄道のイメージカラーを使ったものにして、それと同時にコカ・コーラ製品の環境配慮やリサイクルについての周知を図るものとなっています」
三陸鉄道の切符がデザインされたボトルやラッピング列車など、さまざまなアイデアが生み出されました。お互いの仕事について学び、今後のコラボについても知識を絞った新入社員たち。2つの会社はそれぞれ、この取り組みが会社の魅力や社員の働きがいにつながって欲しいと期待を寄せます。
(三陸鉄道 石川義晃社長)
「新卒あるいはそうではなくても、いろんな方を採用するわけですけども、会社自身に魅力がないといけない。会社に魅力を作るためには社員自身がパワーアップしていかなければいけない。そういったものに今回の研修がつながっていけばいいのかなと思っています」
(みちのくコカ・コーラボトリング 秋山徹郎副社長)
「地元の企業で働くとさまざまな経験ができるとか、独特な面白い経験ができることをしっかりみんな(新卒者や社員)にわかってもらうというのが、これからの採用や社員の育成で非常に効果があるかなって思っています」
今回の取り組みが企業の持続可能性にどのように反映され、どのように地域に還元されていくのか。今後の取り組みにも注目です。
