■“投資”も活発 市場拡大のカギは“偽物の流通”
スニーカー投資が活発になっている中、問題になっているのが“偽物の流通”です。
スニーカーを鑑定 フェイクバスターズ代表
「朝に到着したお客様から鑑定を依頼されているスニーカーになります。大体100足弱ぐらいですかね」

スニーカーの真贋鑑定を行っている「フェイクバスターズ」。2次流通の拡大に伴い、この3年で個人からの依頼が▼50倍に増えたそうです。
スニーカーを鑑定 フェイクバスターズ代表
「『エアジョーダン1』と『トラヴィス・スコット』がコラボした人気スニーカーですが、本物と偽物があります。見分けるポイントとしては、インソールです。色が若干違うのは、比較するとお分かりいただけるかなと思っていて」

とはいえ、ぱっと見ただけでは、ほとんど違いがわかりません。定価は▼約2万円のものが2次流通では、▼数十万円で売買されることもあるといいます。

スニーカーを鑑定 フェイクバスターズ代表
「(依頼の際に)どこで買ったかヒアリングさせていただいていますが。よく使われるようなフリマサイトでいいますと、全体の▼4割くらいは偽物になってきていると。本物を買うのとほぼ同じような金額で買わされてしまうことはよくあると思います」
「鑑定をして、少しでもユーザーの皆さまが安心して買い物ができる環境づくりをしていけたらなと思っています」
今後の市場拡大には、“偽物の流通”をどう防いでいくかも、課題となりそうです。