履くことはできないけど、人気の“バーチャルスニーカー”。2021年に日本で初めて発売された“バーチャルスニーカー”は何と150万円ですぐに売れたそうです。一体どんな使い方をするのか、取材してきました。

■バーチャルスニーカー」に150万円! 履けなくても人気のワケとは


東京・目黒区にある、“バーチャルスニーカー”を作る企業「1SEC」。

山本恵里伽キャスター
「画面にスニーカーが出ていますが、バーチャルスニーカーですか?」


バーチャルスニーカー販売「1SEC」
「そうです。CGで作っていますので、柄の部分とソールから煙が出る演出を作っています」

スニーカーの柄の変化に合わせてソールから出る煙の色も変わります。実物ではありえないバーチャルならではのデザインです。複製が困難になる技術「NFT」を使い、オリジナルだと証明。約150万円で発売すると、なんと販売開始9分で買い手がつきました。他にも・・・


バーチャルスニーカー販売「1SEC」
「アニメーションを加えられることも、バーチャルならではなのかなと」

スニーカーの側面にプリントされたキャラクターが、なんと“ウインク”をします。このスニーカーは、当時70万円で販売されたということです。


これまで販売した約150の商品は、すべて完売したといいます。

バーチャルスニーカー販売「1SEC」COOさん
「実際に着用はできない。ただ、所有をすることができる。(実際のスニーカーも)実際に“着用”するというよりは、いわゆる“収集”という概念で皆さんかなり集められている、というそもそもの土壌があると思うが、着用されないにしても、保管状況だったり色々なことがあると思うんですよね。デジタルデータであれば、データ自体の劣化はございません」

“バーチャルスニーカー”は、こんな使い方も。

バーチャルスニーカー販売「1SEC」COOさん
「メタバースと呼ばれる空間内でアバターに着用させることができます」


インターネット上の仮想空間「メタバース」で、購入したスニーカーをユーザーの分身となるキャラクターに履かせることができます。

バーチャルスニーカー販売「1SEC」COOさん
「スニーカー好きの方々がメタバース空間上に集まって、ミートアップ(オフ会)をすることは最近増えていたりもします」

さらに・・・商品は投資の対象として高値で取引されることも。


バーチャルスニーカー販売「1SEC」COOさん
「20~30万円で購入されたものが、高いものだと100万円弱で2次流通で現在売られていたりだとか。3~4倍の値段でマーケットプレイスに出されている」

バーチャルだけでなく、実物のスニーカーも投資対象となることがあります。
売買サイト「Stock X」では、リアルタイムで変動するスニーカーの価格が表示され、まるで株のように取引されています。

スニーカーの2次流通市場は急拡大していて、2019年には世界で▼約7600億円(60億ドル)だったのが、2030年代には5倍の▼約3.8兆円(300億ドル)になるとの予測も。
(出典:コーエン・エクイティ・リサーチ)


スニーカーファンに話を聞くと・・・

「どうしても欲しい場合は、2次流通のサイトとかで購入するようにしている」
「店舗に並びに行くのも抽選なので、買えなかったりとか。2次流通でちょっと2倍3倍に跳ね上がっている値段で、頑張って買うしかない」